【栄養課】GW行事食
【2023年05月09日】
ゴールデンウィークも終わり、梅雨の訪れを感じさせる日が増えてきました。
今回は5月3日に提供した当院の行事食をご紹介します。
5月3日 憲法記念日
赤飯
鰹の千草巻
つわ炒り煮
はまぐりのお吸い物
日向夏ゼリー
この日のポイントは5月の旬である「初鰹」を取り入れた鰹の千草巻！
その完成までの様子をご紹介します。
～鰹の千草巻ができるまで～
（1）前日のうちに大根の皮をむき、柵に切っておきます。
（今年度は大根を１６キロ使用しました！）
（2）柵に切った大根をおろし、ザルに入れて水を切ります。
ここで水を切りすぎると食べたときにパサついてしまうため、形が形成できるくらいのふんわりとしたやわらかさが理想です。
水を切った大根おろしとねぎを混ぜ、200g程度に分けておきます。
（3）鰹が納品されてきたら調理師さんと協力して巻いていきます。
ラップを敷いた巻きすに大根おろしを均等に広げ、中心に鰹のたたきの柵を置き、ぎゅっと巻きあげます。
（4）巻き上げたら、ラップの上から包丁で切ります。
その後、形を崩さないように慎重に、慎重にラップを外し、食器に盛りつけていきます。
この工程が一番の難所ですが、1つ1つ、召し上がる患者様を想って仕上げています。
（5）中央に千切りにした大葉をのせ、千草巻きにおろした生姜を盛りつけたら完成です。
醤油につけて召し上がっていただき、薬味の風味よく、大根おろしでさっぱりと食べられる一品となっています。
私は昨年に引き続き、2回目のゴールデンウィーク行事食の作成に携わりました。
昨年は初めての行事食に戸惑うばかりでしたが、調理員の方々においしく、そしてきれいに作成する技を学びながら、楽しく調理をすることができました。
今月も患者様においしく心あたたまるお食事の提供ができるよう頑張ります。 （金丸）