『食品衛生優良施設表彰』を受けて

【2016年06月23日】

蒸し暑い毎日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

先日、栄養管理課の調理室は、宮崎市保健所より長年にわたる食品衛生推進の功績に対し、「食品衛生優良施設表彰」を頂くことが出来ました。

開院29年目の給食施設ですが、患者様に安全なお食事を提供できるよう調理員が衛生保持に力を注いできた証と病院関係者の尽力のお陰だと感謝しております。

今回は、日頃の調理員の衛生管理について紹介したいと思います。

当院では午前中の業務終了前に、調理員全員で20分間の掃除を行っています。
掃除内容は1週間サイクルと、月間サイクルのものを組み合わせ、毎日の業務に組み込んでいます。
この「掃除サイクルメニュー」は、栄養課スタッフ全員で意見を出し合い作成したもので、1か月を通して、調理室全体がまんべんなく、常に衛生保持されているように心がけています。
またひと月に1度、部署ミーティング時に全員でしっかりと時間をかけて、日頃手が届きにくい換気扇や溝の網などを細部まで掃除しています。
開院時より使用してきた換気扇も、内側までピカピカに磨かれており、保健所の監視員の方からも、毎年お褒めの言葉を頂いております。

掃除は調理員全員で取り組むことで、歴代の先輩方から教えて頂いた「隅々まで行き届いた衛生保持」への姿勢を、新人調理員にも伝えてくことが出来ているのだと感じております。
私は管理栄養士として入職して5年目になりますが、環境を常により良くしていこうとする栄養課スタッフの向上心の高さと、この素晴らしい衛生保持への取り組みを、私達も受け継いでいきたいと思います。

今後も、安心で安全な食事の提供ができるよう、部署一丸となって取り組んでいきたいと思います。