月刊誌「臨床栄養」の掲載に寄せて
【2016年12月29日】
今年の2月…。東京の出版会社より電話が入りました。
私達も毎月購読している全国版の月刊誌「臨床栄養」の編集部からでした。
思ってもみないお話にただただ驚くばかりで、
「どうして私達が選ばれたのでしょうか?」と尋ねました。
編集部の方は、当院のホームページの栄養管理課の取組みについてご覧になられた様子で、
その理由について次のようにお話されました。
①給食サービスにて盛り付け・食器にも配慮した行事食など多くの魅力的な食事の提供をしていること。
②院内調理コンクールで献立作成においても研鑽を図られていること。
③「直営の理想形」ともいえる献立作成・提供を行っていること。
→ 病院の給食経営スタイルは1986年に外部委託会社への参入が認められ、
現在では全国の病院給食の委託率は約7割となっていますが、当院では開院時より病院直営型を維持しています。
④病院の管理栄養士としての栄養管理部門の充実が図られていること。
ホームページ掲載のきっかけとなったのは2014年 哲平先生からのご依頼でした。
「うちの病院食を多くの人に見てもらいたいです。
栄養士さんや調理員さん達の取組んでいることを書いてもらえませんか?」
その後、ゆっくりとしたペースで地道に更新を続けていたところ、
このようなチャンスを頂くことができました。
哲平先生に感謝です。
私達が栄養部門の担い手としていつも志していることに対し、
外部の方にこのような評価を頂いたことがとても嬉しく、みんなで喜んだことを今でも覚えています。
原稿の執筆には2か月を要しましたが、調理師と管理栄養士が協力し合い、
私達が普段から行っている内容を伝えることができたと思っています。
病院給食は治療の一環として重要な役割を果たすと信じています。
一人でも多くの患者さまに「心と身体の栄養」となる食事サービスを
提供し続けられるよう、
「チーム栄養課」全員で力を合わせ頑張っていきたいと思います。