【栄養課】特製手作り冷や汁

【2022年09月05日】

 今年の夏は酷暑が続きますが、みなさん熱中症対策はできていますか?

熱中症予防のためにも1日3食しっかりと食事を摂りましょう。

夏を乗り切る料理といえば、宮崎の郷土料理「冷や汁」です。

 

今回は長年ご好評をいただいている迫田病院特製手作り「冷や汁」の作り方をご紹介します。

 

<1食あたりの栄養価>

エネルギー:68kcal

タンパク質:5.5g

食塩相当量:1.1g

 

「 冷や汁 」 ☆1人分の材料

豆腐・・・30g

あじ・・・10g

胡瓜・・・15g

大葉・・・1/2枚

白ゴマ・・2g

味噌・・・10g

いりこ出汁・100ml

 

冷や汁の調理は朝から始まります。

天然いりこで出汁をとり、豆腐を水切りします。

生のあじをオーブンで焼き上げ、身を丁寧に手でほぐします。

ごまを香りがたつまで炒った後、すり鉢ですり、

焦げ目がつくまで焼いた味噌を入れ、

少しずついりこ出汁でのばしていきます。

ほぐしたあじと豆腐を汁に入れ、出来上がった冷や汁にきゅうり、大葉、みょうがを入れて完成です。

 

昼食配膳時間直前まで冷や汁と器を冷やしておき、冷たい温度で提供することを心がけています。

そのため配膳後、提供後、提供15分後の3回に渡って冷や汁の温度を確認し、調理作業工程の検討・改善を行っています。

冷たさはひとつの「味」として美味しさに繋がるため、温度管理も大切にしています。

当院の冷や汁は、家庭と同じ作り方で調理をしているため手間がかかりますが、患者さまから「食べやすい。美味しい。」とご好評です。

この言葉を励みに今後も患者さまを想いながら丁寧な調理、美味しい給食のご提供を心がけていきたいと思います。