【栄養課】くだもの
【2022年11月28日】
木々の葉も見事に色づく季節となりました。
秋から冬にかけて食べ物がいっそうおいしくなるこの時期、栄養課では日々食べ物の話題でいっぱいです。
今回は「果物」をテーマにお伝えします。
秋から冬にかけて旬の果物は柿、ぶどう、栗、りんご、梨、ラ・フランス、早生みかん、ゆずなどがあります。
宮崎県ではラ・フランス以外の果物が生産されており、新鮮な果物をいただくことができます。
果物にはビタミン、ミネラル、食物繊維が含まれています。
ビタミンやミネラルは体の調子を整えてくれる作用、食物繊維は整腸効果、血糖値上昇の抑制、血中コレステロール低下作用などがあります。
以上のように栄養豊富で美味しい果物ですが、「果糖」というからだに吸収されやすい糖分が多く含まれています。
果糖の摂りすぎは中性脂肪の増加、血糖値の上昇、肥満をきたすおそれがあるため、果物の適正量摂取を心がけましょう。
〇果物の1日適正量(1日1種類を摂りましょう)
柿:1個(150g) ぶどう:10~15粒(150g)
りんご:1/2個(150g) 梨:1/2個(200g)
ラフランス:150g みかん:2個(160g)
バナナ:1本(200g)
当院の給食では入院中の患者さまにも季節を味わっていただくため、旬の果物はもちろんのこと、旬の食材を献立へ取り入れています。
今後も患者さまの入院生活の中で「たのしみ」となる給食づくりに励んで参ります。
来月は2022年最後のブログとなります。お楽しみに!