【栄養課】ひなまつり
【2023年03月17日】
日を追うごとに春も深まり、心華やぐ季節となりました。
3月3日(金)は「桃の節句」。当院の「ひなまつり行事食」をご紹介します。
3月3日(金) ひなまつり行事食
🌸椿寿司
🌸魚の照り焼き
🌸菜の花の酢味噌かけ
🌸蛤の碗盛
🌸ひなあられ
<1食あたりの栄養価>
・エネルギー: 639kcal
・たんぱく質: 41.2g
・脂質: 10.4g
・食塩相当量:4.2g
当院栄養課のひな祭り行事食のポイントは、「椿寿司」です。
薄切りにした「まぐろ」と「ひらめ」をひと口サイズに握った酢飯と合わせて作ります。その後、ゆで卵の黄身を裏ごしし、花粉に見立てて、椿の花のようにひとつひとつ心を込めて盛り付けました。
管理栄養士1年目の私は、今回「ひなまつり行事食」の作成に携わらせていただきました。
かわいらしいまん丸に成形する際、刺身と酢飯を密着させるのですが、ぎゅっと握りすぎると酢飯が固くなってしまうため、握る強さの加減が難しかったです。また、花粉に見立てた卵の黄身を盛りつけるポイントは、椿寿司の中央を少しへこませ、竹串を使いながら散らばらないように一点に盛ることです。盛りつけの際はとても緊張しました。
そのほかのメニューには、菜の花や蛤といった春の食材を取り入れ、桃色の懐紙を使用することで、入院中の患者様にも春の訪れを感じていただけるようなお食事となっています。
今回、調理に携わって、調理師さん達がとても手際よく、そして綺麗に作成されているのを間近で見て、「おいしい」をお届けするための調理の技を学ぶことができました。私もその一員として、来年度も「おいしい」お食事を提供できるよう、頑張りたいと思います。
今年度、最後のブログとなりました。
来年度も患者様に「おいしい」そして「安全」なお食事の提供が行えるよう、栄養課一同頑張ります。来年度のブログもお楽しみに! (金丸)