自分でできる花粉症対策
【2020年04月16日】
春になり、暖かい日も増えて過ごしやすくなりましたね。
しかし、そんな春とともにやってくる花粉症…。
2020年の宮崎県の花粉の飛散量は昨年と比べると少ないようです。
とはいっても症状に悩まされている方はつらいですよね…。
今回は花粉症についての基本知識と、自分でできる花粉症対策をご紹介します。
花粉症の症状
花粉症の主な症状は、
鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみです。
症状が重い方は、頭痛、倦怠感、皮膚のかゆみなどの症状が出る方もいます。
花粉症を引き起こす植物
花粉症といえば「スギ」のイメージが強いですが、スギ以外にも花粉症を引き起こす植物はたくさんあります。
季節ごとに見てみると、ほぼ一年中花粉が飛散していることがわかります。
【春・冬(2~5月)】 ・スギ ・ヒノキ
【夏(4~6月)】 ・シラカンバ ・イネ
【秋(8~10月)】 ・ブタクサ ・ヨモギ ・カナムグラ
どのような日に飛びやすいのか
次のような日は花粉が飛びやすいため、注意が必要です。
・雨が降った次の日
・湿度の低い日
・風が強い日
自分でできる対策
〇外出時はメガネやマスクをつけ、花粉の侵入を防ぎましょう。
現在、マスクが手に入りにくい状況が続いていますね。
ガーゼマスクなどの手作りマスクは、市販の使い捨てマスクと比べると効果は劣りますが、まったくしないよりは、した方が症状を和らげることができます。
〇外出時の上着は静電気がおこりにくく、花粉が付着しにくいツルツルとした素材のものを選びましょう。
〇帰宅した際は、部屋に入る前に衣類に付着した花粉を払い落としましょう。
手洗いうがいや洗顔を行い、花粉を洗い流しましょう。
○花粉の飛散量の多い日には、ドアや窓は閉めておきましょう。
換気する場合は、花粉の飛散が少ない朝と夜がよいでしょう。網戸用の花粉フィルターや花粉をキャッチしてくれるレースカーテンなどが売っていますので、試してみるのもよいですね。
○掃除をこまめに行い、空気清浄機を活用しましょう。
床がフローリングの場合は毎日拭き掃除をすると効果的です。
○栄養バランスの整った食事をし、十分な睡眠をとり、体調を万全にしましょう。
睡眠不足やストレスをため込むと免疫やホルモンのバランスを崩してしまい、花粉症の悪化につながる場合があります。規則正しい生活を心がけましょう。
スギ・ヒノキ花粉の飛散は5月に入っても続きます。
気を抜かず、しっかり対策を行っていきましょう。