ひなまつり行事食
【2017年03月03日】
本日の宮崎市内、天候に恵まれましたが、少し肌寒い感じがしています。
今日は「桃の節句」…。
ひな人形を飾り、女の子の健康と幸せを祈る行事で、
病院の昼食メニューは「おひな祭りの行事食」でした。
メニュー(640Kcal)
・椿寿司
・魚の照焼
・菜の花の酢味噌かけ
・はまぐりの碗盛り
・ひなあられ
今回、ご紹介するメニューは「椿寿司」です。
このメニューは、ひらめとまぐろを薄切りにしたお刺身を使った紅白の手まり寿司です。
冬の季節の代表花「椿」に見えるように、ひとつひとつ心を込めて作っています。
作業工程では、
①寿司飯を一口サイズに握る
②お刺身をのせ、椿の花のように成形をする
③花の中央にゆで卵の黄身を裏ごししたものを花粉に見立て、竹串でのせていく
④椿の葉と共に最後の盛り付けを行う
という4つの工程を踏んでいきます。
この工程で最も難しいところは「花の中央にゆで卵の黄身を裏ごししたものを花粉に見立て、竹串でのせていく」工程です。
黄身の量は「多すぎず」「少なすぎず」「品良くのせること」がポイントです。
今年は入職1年目の管理栄養士が美しくのせてくれました。
お見事でした!
他にも、菜の花や蛤など春の訪れを感じさせる食品が入り、
色彩豊かなメニューが完成しました。
桃の生花を付けた手作りのお品書きをお食事に添える点もこだわりの一つで、
今年も病棟の患者さんより喜びのお声が届きました。
これからも季節の訪れをいちはやく患者様に感じて頂けるよう、
スタッフ全員で頑張って参ります。